2019年 03月 21日
光と影の中のフェンス
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なぜにこうフェンスばかり撮るのか、自分でもわからない。ずっと同じことをやっている。ずっと同じものが気になる。気になるものは仕方がない。撮らないわけにはいかない。理由もわからない。そんなものにステイトメントなんて書けない。私の作品にストーリーなんていらない。私は撮りたいものを撮って、ものすごい想像力を持って私の一枚に何かを語れる人が語ってくれればいいとか思う。これは無責任なのか。責任って何か。作品を好きと言ってくれる人がいて、作品を手にしたいと思ってくれる人がいて、責任を持ってやらないとねと言われたこともあるけれど。責任ってなんだろう。私と私の写真の関係において、常に正直でいることが責任といえば責任だと思う。今の自分が持っている全てで撮り続けること。情熱の分量はいつも同じではないし、湧き水のようで、ちょろちょろとしか湧いてこない時と、溢れそうな時がある。溢れているからいい写真が撮れるかというとそういうことでもないのがなかなかトリッキーなところでもある。それでも私は毎日カメラを持って日常の中にいる。その生活は15年たった今でも変わらない。色々考えたところで撮れる時は撮れるし、撮れない時は撮れないということをわかっていながらウジウジと考えたりする。それが私でもある。ちなみにウジウジと考えるけれど、写真はウジウジ撮らない。迷いもない。それって自分で面白いなあと思うところでもある。さてと、苦手なステイトメントを書かなければ。

by sudi.s | 2019-03-21 17:06 | SIGMA DP3Q


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