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2018年 12月 21日
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ホームに立っていたら、妙に蛍光灯が目に付いた。撮ろうととしたら、反対側に電車が入ってきた。結果的に電車が入ってしまってまあいいかという感じ。私が撮りたかったのは蛍光灯です(笑)。それ以外全く目に入ってない。こういうのは広角のレンズで撮るともっと面白くなるのかもしれないけれど、私は広角が好きではない。一眼レフ時代もデジタルで50ミリ(つまり75ミリ)の単焦点一本だけで飽きずに撮ってきた。17-50のズームなんかもつけたことがあるのだけど、結局望遠側50ミリで撮り、しまいにはパーマセルで留めてしまい(笑)ズームできなくしてしまった。よって、それなら単焦点の方がいいじゃんとなった。DPにしてからもDP2もいいけど、やっぱりDP3が好きってことになった。

目に飛び込んでくる画角というのがある。それがちょうど75ミリくらいなので、そのまま頂きますという感じで撮っている。構図は考えないし、考えたところでうまくいかない。その瞬間目に入ったものを大切にするスタイルは14年前の写真を撮り始めた時から変わっていない。写真を始めてすぐの頃、ある人に「必要なものだけを切り取れる素晴らしい眼を持っている」と言われたのだけど、同時にブログで「望遠側ばっかりで撮る人って写真が下手なんですよね」ともコメントされた。どっちが正しいか知らない。

ただ偉そうに言ってみると「自分が気持ちいい構図」というのはあるはずというか、あった方がいい。それがないと何がしたいのかわからなくなるから。それは写真が撮れないスランプとは別のところにあると思う。撮りたいものがあるけど(感度が落ちて)眼に飛び込んでこないのと、撮りたいものがわからない人ってのは似て非なるものなのではないかと、いうようなことこを写真展のあと夫が珍しく呟いていた。ふむふむ。


by sudi.s | 2018-12-21 19:10 | SIGMA DP3Q


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