2016年 03月 09日
CLOSED
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指定されたカフェに行くときはいつも緊張していた。大切な面接でも受けるように。
けれどまるでデートのようにワクワクもした。いつもいつも楽しくて仕方なかった。
どんな話をしていても、被写体が視界に飛び込むとカメラを取り出した。お互いとても似ていた。
別れの時間になると、まるでひとつの映画か舞台が終わってしまうような寂しさに似た余韻があった。
何度も会って、何度も笑って、何度も泣いた。言葉で表現できない時間だった。
一口飲んで二人で美味しくないねといった珈琲の味を今でも覚えている。

by sudi.s | 2016-03-09 10:52 | X-T1


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