2016年 01月 27日
光と影
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すでに告知されていることですが、改めて。アワードは残念な結果となりました。300票中59票で3票差でオーディエンス賞の獲得もなりませんでした。またファイナリスト8名中4名に賞が与えられましたが、そこに入ることもできませんでした。会場に足を運んでくださった方、投票してくださった方に心から感謝しています。ありがとうございました。

作品に関する多々意見があり真摯に受け止めるべきものもありました。しかしほとんどの意見は私が今まで東京で、ヨーロッパで受けてきた評価とは全く違うものでした。違いすぎて理解ができなかったと言っても過言でありません。中でも情報を排除しすぎて日本か海外かもわからない、名前もsudiで日本人としてのアイデンティティがない、作品だけみたら日本人の作品と思わない。そういう作風では海外では全くウケない。日本人の名前でやるべきだ。という意見を帰り際にいただきましたが、全く受け入れがたい意見でした。私は日本人のアイデンティティをいうものを考えてことがありませんし、また日本人であるかどうかということは作品には直接関係のないことです。今まで色々な場で作品を見せてきて、そのようなことを言われたことは一度もありません。フランスでも一度も言われませんでした。とても日本的で保守的な意見だと感じますし、そのような考えを心から残念に思います。

Sudiという名前は家族がつけてくれました。子供の頃からずっとそう呼ばれてきました。とても気に入っていますし、誇りにしています。今回ギャラリーから言われたことを聞いて家族はとても悲しみ傷ついていました。私も傷つきました。けれどそれが私の写真への衝動を抑えるほどの力はありません。さらに結果を知った色々な方からメールなどを頂きました。それらを何度も読み返し、自分がやってきたことは間違っていないのだと思えました。勇気をくださり感謝しています。私がすべきことは、今この場所に立ち止まり続けることではなく、そこから立ち上がって撮り続けることです。写真は時々私に試練を与えますが、それ以上に喜びを与えてくれるものです。それは11年間変わりません。

by sudi.s | 2016-01-27 00:12 | SIGMA DP3M


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