2014年 11月 05日
現在と過去
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写真は今を切り取っているけれど、それはすぐに過去となる。私にとっての写真行為そのものが記憶を辿るものである。そうして撮ったもの自体もまたすぐに記憶として過去になる。

時々過去と現在が混同する。古い知り合いに会う。全く別人になっている。それに途中で気づく。気づかないふりをする。でもやっぱりそこにいるのは私が全く知らない人だった。もっとももともとそれほど知っている人ではなかった。ということにあとで気づいた。長い時間の経過というのは時々脳の中の記憶を容易に書き換えてしまう。都合の良いように。

その点、写真はとても正直だ。憎らしいほどに。そこが好きだ。たまらなく。

by sudi.s | 2014-11-05 00:30 | SIGMA DP2M


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