2014年 09月 16日
A man in the rain
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相変わらず撮っていない。フランスで自分に足りないものを明確に感じ取ってしまって以降、なんとなく違和感がある。何を撮っても。それでランニングばかりしていたら、また体調を崩した。やり過ぎてはいけないと言われても、やり過ぎるのが私。本当にやり過ぎて自分で気づかないとわからない体感型というか、馬鹿というのか。極端なことを言えば、これをやったら死んじゃうよ、といわれても、本当にやりたかったらやると思う。という具合。

仕方ないので、アルルから一枚。色々な人にフランスで撮影したものを見せたとき、全員が必ず選んだ一枚であり、それは納得の一枚でもある。雨のアルル。とてもunusualな天候。

雨女の私。パリは着いたその日は晴れていて、翌日から強い雨。私がアルルに滞在中は晴れていたらしいが、またパリに戻ったら豪雨。アルルはアルルで雨知らずと聞いていた。が、私がついた日の翌日から下り坂。翌日にいったっては雷を伴う雷雨。これも少し小雨になったときに撮ったもの。神戸に行ったときも、着いた日は晴れ。翌日から本降りの雨。私が帰る日に晴天。その足で実家へ。私が帰るまで晴れていたのに、到着と同時に雨。そこからずっと不安定なお天気。東京に戻る日に晴天。夕方東京に着いたら、朝晴天だった東京は雨だった。恐るべし雨雲女。

過去の個展も初日は概ね雨。でも雨は嫌いじゃない。亡くなった祖母がとても雨女で彼女と出かける日はいつも雨だった。だからフランスで毎日雨だったけれど、きっと祖母が心配できてくれているんだろうなとずっと思っていた。だから大丈夫だとも。いつも私は彼女に守られていると感じる。

雨が続くと気分が滅入ると多くの人はいう。確かにそうと言えると思う。ランナーとしても走れないのは困る。けれど、私は晴天のほうがなんとなく気持ちが滅入る。時々。とても憂鬱になる。晴れた空を見ていると、強い孤独感に襲われる。世の中に取り残されている感じ。天気にでさえも。この感覚を人に話してもあまり理解されないのだけれど、きっと私と同じように感じている人はどこかにいるはずだと思う。少なくてもこのブログを読んでいる人の中には必ず。

by sudi.s | 2014-09-16 21:01 | ARLES


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