2014年 06月 27日
トンネル
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出口がもうすぐ見えそうなとき、そこからが長い。もうすぐそこに見えているのに、近くて遠い。そんな感じ。光を辿ってゆくのだけれど、届かない。進んでも進んでも全然進んでいないような気になる。トンネル。

人生において、トンネルの中にいるようだ。大抵の場合。けれどいつも光は見えている。その先に。だから絶望的ではない。決して。私は絶望的なときですら、やっぱり光を撮ってきた。どんなときも私の写真には光がある。それは私の希望でもあるんだろう。

トンネルを抜けたときというのは、そのときは案外気づかないものなのかもしれない。あとから、ああもう抜け出しているのだと気づくのではないだろうか。そこにはいつもタイムラグがある。

だからトンネルから出よう出ようと、トンネルの先にばかり目を向けているときは、きっとまだそのときじゃないということだろう。

by sudi.s | 2014-06-27 21:04 | SIGMA DP3M


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