2014年 05月 19日
みなみふなばし
a0011962_2114171.jpg




はじめて降りた。といっても乗り換えに利用しただけの駅。西船橋。中山競馬場RUNに参加した帰り。気持ちよく走って高揚した気持ちのまま撮った一枚。いい夕暮れだった。

こんなにランニングにはまってしまうとは自分でも思わなかった。毎日でも走りたいけれど、健康のために毎日は走らない。主治医に反対されたランニングだけれど、自分の身体の声に従う。10〜13キロくらい走るのが一番心地よく、週3回くらいでちょうどいい。気持ちが落ちたときやなんとなく疲れているときほど走りたい。

夜も眠れなくなるほど悩んだり、自己崩壊しそうなくらい自分を掘り下げてしまう性質の私にとって、身体をクタクタにすることは有効だ。写真は今でも一番大切なものだと思う。なにものにも代え難い。自分の人生そのものだと思う。それだけに苦しいときは本当に苦しい。自分のやっていることが全てが無意味に思えるとき、私は普段より多めに走る。そうして走り出すと、途中から楽になる。身体も心も。そして走り終わったあと何とも言えない爽快感に出逢える。

話は少し変わるけれど、ASKAの逮捕。私は高校時代にチャゲアスのファンクラブに入っていた。ファンクラブなんてもの、後にも先にもこれだけだ。それくらい好きだった。ASKAの楽曲に二人のハーモニーに沢山癒され勇気をもらった。

「SAY YES」が爆発的に売れたころに、違和感を覚え、ファンでなくなった。もっと素晴らしい曲を沢山つくっている。あの「SAY YES」が彼の何かを壊すきっかけになった気がする。一度味わった栄光を忘れられなかったのか。単に作品を思うように生み出せない苦しみからなのか。薬に手を出した理由はわからないけれど、罪は罪。ちゃんと償ってほしい。けれど楽曲に罪はない。

そしてよく言われる言葉「ファンを裏切った」についても異論。ファンを裏切ってないどいない。誰も。家族ですら。裏切るという言葉をいとも簡単に使う人が多いけれど、裏切るって何を意味するんだろう。もし彼が裏切った相手がいるとするならば、それは彼自身にほかならないと思う。彼は「PRIDE」という曲をつくっているけれど、そのプライドに傷つけたのは彼自身だと思うから。誰かが誰かを傷つけることも裏切ることもできないと思う。それができるのは自分だけ。

才能があり、期待され、成功も手にした人した人にはその人にしかわからない孤独がある。苦しみも恐怖も。それは私のような凡人にはわからない世界だけれど、凡人にだって、皆、同じように他人とは共有できるものではない孤独というものがあるはずだ。皆色々なものを抱えていきている。というのはランを始めて改めて気づいたことだ。ランを通じて多くの人と知り合うにつれ、表面からは伺いしれない心の奥に秘めたものを感じる。皆それと闘っている。それに時々負けたり、なだめたりしながら生きている。アーティストだから苦しいわけではないのだ。

ASKAには、もう一度音楽に向かってほしい。薬などなくても曲を生み出せたころのように。

by sudi.s | 2014-05-19 21:12 | SIGMA DP3M


<< 新宿      夕暮れ >>