2013年 06月 26日
On the stage
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無造作に床に置いたグラス。怠惰な私はフローリングの床に座り込んでお茶をする。テーブルと椅子はあるけれど。楽なのだ、これが結局。

写真展のときに「やっぱり一生懸命探さないと、こういう被写体には見つからないんでしょうねえ」と仰った方がいたので、すかさず「被写体なんて探したら見つからないですよ」と言い切った。

写真を撮って9年。その間、被写体を「探した」記憶はない。でも私のレセプションは常にオンのままだと思う。これは間違いなく。そして怒りや悲しみや喜びやいかなる感情の波の影響も受けない。オンのまま。そこにひっかかるか、否かというだけのことである。

だから被写体はどこにでもあるとも言えるし、ないとも言える。大切なことは感じるか感じないかということでしかない。探そうとすれば見つからないし、感じるかどうかだけ。というのはなんだか「幸せ」に似ている。なんとなく。

by sudi.s | 2013-06-26 20:35 | SIGMA DP3M


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