2013年 06月 15日
光と影
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木工家は楽だよ。木に寄り添えばいいんだから。

とはトークライブのお相手、油田氏の言葉。スタッフの皆との食事会での発言だったけれど、この言葉はずっと私の頭の中に残っている。では写真家はどうなのだろうかと考えていた。写真家もやはり被写体に寄り添っているのではないかと思う。

今回の写真展での作品は男性的とか強さを感じると言われたものの、優しさや温かさを感じると仰っていた人もいた。そうだとするならば、それは私の被写体への愛のようなものが含まれるのかもしれない。さらには写真行為への愛も。そして写真を撮ることは、私にとって、唯一(という言い方が正しいかはわからないけれど)希望を見いだすことができる行為でもある。どの写真にも必ず光がありますね、と言われた。もしかしたら、影の部分は私の人生なのかもしれない。けれど、そこにはいつも光がある。希望がある。私はそう信じて写真をしている。

by sudi.s | 2013-06-15 23:28 | SIGMA DP3M


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