2013年 06月 13日
帰京
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9日間の個展を終えて帰京。品川で新幹線を降りると、ほっとする自分がいる。いつも。それはとても不思議なことで、またとても当たり前のことのようにも思える。

故郷での長い滞在。そこには親友がいて、仲間と呼べる人たちがいて、家族がいる。そこにいれば、私はある意味、楽で、安全だ。とても守られていて、容易に孤独には陥らない。それでも東京での独りの生活を選んでいるのは、どうしてなんだろうと、時々思う。

地元での初めての展覧会は、難しい局面もあったけれど、終わってみればすべてがいい経験であり、私が次のステップへ進むいいきっかけになったと思う。

県内、市内はもとより、県外から多くお越しいただけたことは本当に本当に嬉しかった。東京や千葉、高知や関西からお越しいただいた方々は一様に長くブログをご覧いただいている方たち。ブログを長くご覧いただいているというだけで、こちらも何故かほっとした。

それでも私の作品をご存知の方もそうでない方もリアクションに大きな差はない。またそれは東京であろうと、地方であろうと同じであることもわかった。多くの賛辞には感謝しているものの、それに酔いしれる自分はもういない。それは自信というよりは、個展を重ねてきた上での経験からくるものであり、自分の写真がどう見られているかということをもう客観的にある程度はわかっているからだ。

トークライブは本当に緊張した。収録DVDでは堂々と、さらにいえば若干のふてぶてしさも感じる様で緊張しているようには見えなかったけれど。控えているときにあまりの緊張でどうかなりそうだったのけれど、写真を撮るときの気持ちになればいいのだと思ったら急に楽になった。用意された言葉ではなく、そのときに感じたままに自分の言葉で話すーそれは私が写真を撮る姿勢と同じであり、私の生き方そのものだ。

生まれ育った故郷で個展を行うことは、私にとって一種の通過儀礼のようなものであり、そこへたどり着くまでにはかなりの時間を要したし、葛藤もあった。けれど、今本当にやってよかったと心から思っている。最後に、素晴らしいギャラリーVolvoxを立ち上げてくれた油田さん、ギャラリーデザインをされた森下さん、頻繁に足を運んでくれた運営の立岡さんに心から御礼申し上げます。彼らのような本気で真摯にいいものを作りたいと思っている人たちと仕事ができたことはなにものにも代え難い財産です。そして9日間毎日お手伝いしてくれた吉田さん、ポスター&DMデザインをしてくれた楠森さん、いつもサポートしてくださるシグマの桑山さんにも御礼申し上げます。またDMやポスターを配ってくれた友人たち、陰ながら支えてくれる家族、そしてそしてご来場いただきましたたくさんの方々、作品を購入してくださった方々、本当にありがとうございました。

Sudi

☆個展の様子はこちらでご覧いただけます。
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by sudi.s | 2013-06-13 10:09 | SIGMA DP3M


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