2012年 03月 10日
雨心
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あなたも哀しいのかな、空。って泣く理由が哀しいからとは限らないか。

最近雨が多い東京。イギリス人のヨガの先生は「イギリスみたいでイヤになる」と言う。私の知るイギリス人たちは冷たい雨を嫌う人が多い。なんでだろう。私は雨って好きなんだけどな。曇りみたいに不安にならない。

泣いたら負けとか、泣くともっと惨めになるから泣くなとか、私のそばでよくそういっていたのは上の姉だった。いかにも長女らしい。でも私は泣いても負けもしなければ、惨めでもない。全然。全く泣くことができない人のほうが、なんだかかわいそうだなと思うことすらある。

ヨガをしていて、リラックスしてくると、涙があふれてしまう。感情がリリースされる瞬間なんだろうか。いかに自分が普段ガチガチに緊張して生きているかがわかるのだけれど、涙が出ることにびっくりする。でもCry on the mat-と言われるがまま、私は泣いたままポーズをとる。無理に抑えたりしない。

今日頂いたメールに「力の抜け加減」が心地良いと仰ってくださった方がいて、それがとても嬉しかった。力が抜けているんだなあって思って。確かに最近の私はガツガツしていないのです。写真に関しても、とてもニュートラルな気持ちで、静かに淡々とやってます。自分の作品を見て見て見て!みたいのがないというか、写真にしがみつく感覚もない。なんだろうこれ。大変心地よい関係みたいな感じです。

でも写真へ向かう気持ちや情熱は、初めてシャッターを切ったその日から全く変わっていないです。そして写真を撮ることは生きることでもあります。それは写真を始めた頃より、ずっとずっと強く思うことです。

by sudi.s | 2012-03-10 22:26 | SIGMA DP2


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