2011年 09月 07日
On the way home
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PGIでTomio Seike「little 8 silver prints 8 silver prints」を見た帰りに公園で。

清家氏にお逢いしたときにこれからPGIに行くと仰るので、強引に同行した。前日にすでに拝見した作品だったけれど、あまりに素敵でもう一度見たかったから。たった8点の作品だけれど、その作品群と細長くシンプルだけれど洗練された空間に創られたギャラリーは彼の世界そのもので、とても見応えのあるものだった。最も強く惹かれたのは「East Sussex」という作品で、そこから動けなくなるくらい釘付けになった1枚。今日見てもやはりシビレる1枚だった。完璧なバランスと構図。どういう作品かはあえて書かないので、どうぞ御自分の目で。すでに売却済みということは、もう見ることはできないということなので、会期中にもう一度見に行きたい。その1枚をはじめ、ほかの作品も直接解説していただいて、大変贅沢な時間だった。後ろ姿の女性の1枚は他とは違う存在感を放っていて、せつないような何とも言えない後ろ姿だった。誰なのか気になったけれど、尋ねてはいけないような空気がその作品からは感じられて、聞くことはできなかった。

氏の展覧会はおなじみBlitz Galleyで開催中で、私は台風の初日にお邪魔した。惹かれるものは何点かあったけれど、窓越しの風景の1枚がとても気に入って、ずっとずっと眺めていたかった。作品の中には人物は全く写っていないのだけれど、何故かとても「人」を感じる作品だった。そこで生活していた人の残像を感じたとでもいうのか不思議な感覚だった。

帰り道の風は、いつの間にか秋の匂いを含んでいた。今日で私の夏は終りを迎え、明日から気が抜けて惚けてしまわないようにしなくては。年内に小さい展示があり、来年も展覧会が決まったので、心も身体も緊張感を持って、がんばります!!

by sudi.s | 2011-09-07 21:44 | SIGMA DP2


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